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周年事業②採用活動の強化になぜ周年期はうってつけなのか?

2023.09.18

こんにちは。今回は周年事業の2回目をお届けいたします。

みなさんの会社ではリクルート活動は順調でしょうか?
昨今では人材流出や離職率の高まり、特に新卒採用では学生絶対数の減少やUターン率減少などの背景も相まってリクルーティングに課題を抱える企業が増えています。

弊社にも「リクルート用のWEBサイトを制作したい」「事業のイメージCM・動画をつくって、まずは学生や親御さんに興味関心を持ってもらいたい」そんな相談がいくつか寄せられています。

周年事業は採用戦略、大きな視点では人材(人財)戦略にとてもマッチしています。
なぜか。大きな理由のひとつが「未来志向」を打ち出せる点です。周年は新たな企業意思=進化メッセージを発信する絶好の機会です。「こうありたい姿」「こう変わっていく決意」などを打ち出すことで、これからの会社を担うあなたたちと、こういう未来をつくっていきたい、いっしょに夢を持って働こうという構図が描きやすくなります。

もうひとつは、「こう変わっていきたい」企業意思に予め理解・興味・共感を抱く新卒・中途の方がエントリーしてくれることで、企業側が望む人材像により近い採用ができる可能性があります。

ここでは「人材戦略」「人材育成」2つの視点から簡単に活動内容の一例を紹介したいと思います。

【人材獲得】

近年、求職者側が企業情報を得る情報ソース(タッチポイント)が多局化しています。
求職雑誌、求職サイト、就職フェアイベント、転職サイト、SNS、TVCM、
YOUTUBE広告などなど…
他社と差別化を図り、より注目を集めて求職者からのアクションを得るために
周年機会を活用した差別化メッセージ、コンテンツが有効手段となります。

[展開の一例] 
□社会貢献事業の参加(学生とともに実施) 
□周年コンセプトブックの作成
□周年動画~WEB配信・TVCMによるCHANGEメッセージの訴求
□自社WEBサイト内に周年特設サイトUP
□内定学生の周年事業参加

 

【人材育成】

入社した新人の育成・定着や既存社員の教育にも、周年事業はよい機会を
創出します。会社の打ち出す未来像に対し、自分、自分の部署はどうあるべきか
の視点を軸に、施策を打ち出します。

[展開の一例]
□Z世代社員を対象とした「10年後の自分へ」プロジェクト
□プロジェクトチームによるMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定
□社史・記念誌(取材・編纂・編集・発行)
□進化メッセージに則ったスキルアップ講座の部門別開催
□新クレド制定~ツール作成(カード・アプリなど)

 

いかがでしたでしょうか。
次回、周年事業③では、ブランディング戦略について考えていただきたいと思います。
(2023年10月更新予定)最後までご覧いただき、ありがとうございました。