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採用担当者必見!Instagramの重要性と効果的な活用法

2025.11.19

採用におけるInstagramの重要性と投稿コンテンツのつくり方

 

多くの企業が悩まれる「人材採用」。

特にローカルの中小企業様は、良い会社であっても求職者に知ってもらいにくく、募集をかけても良い人材が集まらないということに課題をお持ちのことも多いかと思います。

そんな課題の解決につながるInstagramの活用法について、解説していきます。

 

人材採用においてSNSが重要な理由

 

まずこちらのデータをご覧ください。

引用:【採用担当者は必見】就活生の6割が企業SNSをチェック。Z世代の意思決定に影響する”見えない評価軸”とは?

 

就職活動において、60%以上の求職者がSNSをチェックしているということがわかります。

従来であればホームページの採用情報をチェックすることが一般的でしたが、いまではSNSも含めて情報収集をおこない、応募をするかどうか意思決定をおこなっているということです。

これは求職者がホームページや採用サイトに載っていない”リアルな企業情報”を求めているからだと考えています。

そして上図の通り、SNSのなかで最も見られているのがInstagramであるというデータがあります。

Instagramで検索された際に情報がないことで、企業選びの選択肢から外れてしまう可能性があることから、Instagramを運用することは採用において重要であると言えます。

 

 

採用に効果的なSNS運用方法

 

ここからは、採用目的においてどのようにSNSを運用すればいいかについて解説していきます。

そのうえで重要になるのがSNSの”考え方”です。

InstagramをはじめSNSは

コンテンツ力 × アルゴリズム

の掛け算によって、伸びていくと考えています。

コンテンツ力とは”投稿の質”です。

Instagramだと「映える」「キレイ」といった投稿が重要だと思われる方もいますが、採用においては異なります。

前述のデータの通り、多くの求職者がInstagramで情報収集をしているからこそ、「いかに求職者が求めている情報を提供できるか」が投稿の質となります。

また「アルゴリズム」とは、Instagramが「どんな投稿を、どんな人に、どの順番で見せるか」のルールのことです。

そもそもInstagram上で自分たちのアカウントを知らない人に知ってもらうには、

①検索結果に表示される

②おすすめに表示される

の2つしか方法はありません。

ではどういう投稿が検索結果の上位やおすすめに表示されるのでしょうか。

これを決めているのが「アルゴリズム」と呼ばれるルールなのです。

つまりアルゴリズムを知っていることで、検索結果やおすすめに表示されやすくなると言うことができます。

 

まとめると、

ユーザーが求めている(ユーザーに好まれる)投稿を、Instagramに評価されるルールに則って投稿することで、より見られやすく、興味をもってもらえるアカウントになるということです。

 

 

Instagramアルゴリズムの基礎知識

 

基本的なアルゴリズムとして、超重要なポイントは2つです。

①フォロワー数よりもフォロワーの質を高める

②投稿の滞在時間を伸ばす

それぞれ解説していきます。

 

まず、「フォロワー数」は重要ではありません。

もちろん質の高いフォロワーが多くいればそれに越したことはないのですが、重要なのは「数」よりも「質」です。

ここで言うフォロワーの質とは、投稿に反応をしてくれる人かどうか、ということです。

Instagramのアルゴリズム上、フォロワー数が多くても投稿に反応してくれる人が少ないと「反応率が低い=低質なアカウント」と判断されてしまいます。

そうするとせっかく良い投稿をしていても、投稿がおすすめに表示されにくくなってしまうということです。

ですのでフォロワー集めはせず、しっかりと投稿に興味をもってくれるファンをつくっていくということが重要になります。

 

次に投稿の滞在時間が重要だというお話しです。

現在、各SNSはユーザーの”可処分時間の奪い合い”をしています。

「より多くの人に、いかに(YouTubeやXより)Instagramを見てもらうか」ということをInstagramは考えているわけです。

つまり「より多くInstagramを見られるような投稿=ユーザーの滞在時間(閲覧時間)が長い投稿」はInstagramから優遇をされる仕組みとなっています。

優遇とはおすすめに表示されやすくなるということです。

 

こういった基本的なルールを知っておくことで、「フォロワーを集めるようなキャンペーン企画はやらない方が良い」「ユーザーに長く見てもらえる投稿をつくろう」など、Instagram運用のやり方が変わってくるはずです。

 

 

投稿コンテンツのつくり方

 

上述のアルゴリズムを踏まえ、どんな投稿をつくっていけば良いか解説していきます。

まず滞在時間を伸ばすためには、

画像1枚の投稿≦画像複数枚の投稿<文字入りの画像複数枚投稿<動画

ということを覚えてください。

つまりInstagramにおいて、「リール投稿」は必須です。

 

具体的にどんな動画をつくればいいのかですが、下図のように、「結末が気になる動画=気になって(なんとなく)見てしまう」という構成が理想的です。

 

例えばテレビのクイズ番組を見ていて、答えが気になってしまってなんとなく見続けてしまう、そんな経験あるのではないでしょうか。

よくSNSで「〇〇(お題)全部言える?」などのコンテンツを見たことがあるかと思いますが、こういった動画はユーザーの目に留まりやすく、「自分が全部言えるか」「答えが気になってしまう」という心理から最後まで動画が見られ、投稿の滞在時間が伸びるという利点があります。

ここで重要なのが、「誰が答えるか」「回答者とお題の親和性が高いか」ということです。

例えば、一般の人では想像もつかないような難しい問題を東大生が答える、というような構図であれば、こんな難しい問題も東大生なら分かるのか?どうやって回答するのか?という興味を惹くことができます。

これを企業に置き換えると、業種や専門分野ならではのクイズなどが投稿テーマとして考えられるはずです。

例えば住宅会社なら「静岡県で土地が安い市町村TOP3」など、ランキング形式のクイズなどが良いかもしれません。

 

こういった動画は、リーチを伸ばしてより多くの人にアカウント(投稿)を見てもらう=認知度を上げるという点では有効ですが、直接的な採用の興味喚起にはつながりにくくなります。

そこでおすすめなのが、下図のような「視聴前と視聴後で目的達成までのプロセスを見せる」という動画の構成です。

 

この動画の構成が特に効果的なのが、良い印象を持たれにくい、知名度が低い、人気がない業種・企業です。

マイナスなイメージや目標から遠いところから、ネガティブを払しょくしたり目標を達成する過程を見せていくことで、ユーザーに共感や感情移入を促すことができます。

例えば建設業など「厳しい」「怖い」「きつい」などのイメージがある場合に、下記のような動画はいかがでしょうか。

①「やばい会社に入社してしまいました」と話す若手社員

②周りは怖い顔をしたおじさんばかり…と、視聴者が抱くイメージを代弁

③強面の上司・先輩社員の優しさやかわいげのある様子などのギャップを見せる

④こんな怖そうなのに面白すぎてやばい!とオチ

この構成のポイントは、あえて冒頭でしっかりとマイナスを見せるということです。視聴前に視聴者が思っているイメージからのギャップ、結末がどうなるのかという期待に視聴者が感情移入し、ファン化につながりやすくなります。

 

 

まとめ

 

以上いかがだったでしょうか。

株式会社ブレーンでは、Instagramの運用代行から、企業様のSNS内製化支援まで、企業様の課題にあわせたオーダーメイドのプランをご提案します。

採用やSNSでお悩みの企業様はぜひ一度当社へご連絡ください。

必ずや有意義なご提案をさせていただきます。