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求職者アクションUP!今すぐ実践したい“即戦”ツール3選② 会社説明会スライド<後編>

2023.09.11

前回、会社案内スライド<前編>では、スライドの構成、コンテンツ作成のノウハウをお伝えしました。
後編では具体的なスライドの流れを企業側の業種や特徴に合わせ、4パターンに分け、それぞれの流れをご紹介していきます。合わせて、求職者に“刺さる”プレゼンポイントも考察します。

 

企業の特徴に合わせ、コンテンツにメリハリを。

企業の特徴は、アピールポイントは社歴や業種や実績などでさまざま。スライドの流れやメリハリを考え、以下4つにスライド構成パターンを分類しました。
ストーリー建ての参考にしていただければ幸いです。

Aパターン:実績訴求型
社歴が長く、商品やサービス、数字的に数々の実績がある場合、リアルな実績が目立つように組み立てます。ただし、求職者側が知りたい、仕事の具体内容や求められる人材像などのソフト情報も盛り込みましょう。

パターン例
会社概要(数字的に実績訴求ができる点を強調)企業理念事業内容(業界ポジションや実績紹介など、エビデンス含め打ち出し)仕事紹介働く環境

※それぞれのカテゴリーの内訳は、前回コラム「会社案内スライド<前編>」を参照してください

 

Bパターン:コミニュケ重視型
サービス業をはじめコミュニケーションを重視する企業のパターン例です。コミュニケーションの良さは、単にコンテンツ上だけでなくプレゼン上で求職者とのコミュニケーションも大切にすることで「意思疎通を大切にする、感じの良い会社」という好感度の醸成も狙います。

パターン例
自己紹介(まずプレゼンテーターへの親しみから)➡企業理念事業内容仕事紹介➡働く環境(先輩社員の声」など)採用情報アフターインフォ(先輩社員の登場や動画メッセージなど)

 

Cパターン:戦略ビジョン型
例えば、コンサルやITソリューションなどの開発型企業、また創業間もないベンチャー企業など未来感、将来像への共感をアピールしたい場合の展開例です。

パターン例
企業理念(会社がめざすところを、ロジックにビジュアルで紹介)
事業内容(ビジョン含め、立体的に紹介)仕事紹介働く環境採用情報

 

Ⅾパターン:求職者目線型
求職者の知りたいことに応える姿勢を第一に打ち出し、その軸を中心に自社目線でアピールしたいことを肉付けしていきます。

パターン例
プロローグ動画(求められる人材像など、経営者からメッセージ)事業内容自己紹介仕事紹介(職種別一日の流れなど)働く環境(年間休日、残業、入社時研修など)➡採用情報アフターインフォ

※各パターン例は自社商材シートより抜粋、より詳しく知りたい方はお問い合わせください。

 

“刺さる”プレゼンポイントを押さえましょう。

求職者への説明は、台本棒読みでは熱意や伝えたい真意も伝わりません。プレゼンテーターとなる方は、以下をチェックしてみましょう。

☑自社を通じてのよりよい社会づくりへの情熱、想いが込められているか?
☑求職者目線で伝えているか?自社の自画自賛になっていないか?
☑1シート・1シートで簡潔にまとめられているか?
☑文字は多くなっていないか?伝えたいこと図や写真で具体的にわかりやすく
 置き換えられているか?

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回10月「採用アニメ動画」ではアニメーションを採用動画に採り入れるメリットや活用法を探っていきたいと思います。